ミシンやアイロンなしで簡単にメルちゃんの服(長袖ワンピース)を作る方法/作成手順/作り方。メルちゃんの手作り長袖ワンピ
メルちゃんの服(長袖ワンピース)
メルちゃんの服は、ネット販売で400円~3000円であり、意外と安く購入可能です。手作りしても手間を考えればかなり安く作れるわけではなさそう(縫物が得意ではないので)ですが、前回ブラウスの型紙で袖なしTシャツ風の服を作れたので、少しレベルを上げ長袖ワンピにチャレンジしてみようと思いました。
前回メルちゃんの服を作るとき水性のボンドを使用していたため、水分に弱く洗濯機を使用できない服になってしまいました。今回は溶剤系接着剤を使用します。
*私の裁縫レベルはボタン付け程度。学生の時にエプロンを作るキットを使いエプロンを作る授業を受けた程度のレベルです。
ミシンを使わずメルちゃんの服を作る
【必要物品】
- チャコペン水性(100均)
- ファスナーテープ/マジックテープ(100均)
- ハサミ(家にあった物)
- 万能ボンド=プラスチックと布がくっつくもの(150~250円)
- 両面テープ(100均)
- 生地(特に生地を持っていないので、いらなくなったTシャツ『白』使用します)
【作成手順】
1.はじめにメルちゃんの服を作るための型紙を印刷します。型紙はコチラ⇒メルちゃんHandmade.netより無料でダウンロードさせていただきました。今回使用させて戴いた型紙はコチラ⇒長袖ワンピースの型紙です。
上の写真の型紙を印刷します。型紙の右上に5㎝のメモリが書いてありますので、定規で実際に測り印刷されている5㎝が実際に5cmあるか確認してください。(このメモリに大きなズレがあると服の大きさが変わりメルちゃんが着れなくなります)。ズレていて5cmが合わないときは拡大/縮小コピーで調節してみてください。
2.
型紙に書かれている一番外側の細い線で、型を切り抜いてください。切り抜いたのが上の写真です。
3.切り抜いた型紙に両面テープを貼り生地に貼り付けます。(型紙がズレないように両面テープを使用します。)
4.
チャコペンを使い記事に貼り付けた型紙の縁をなぞり、生地に型をうつします。赤①と赤②の型は2個づつ使用しますので、2個づつ型を写すのを忘れないようにしてください。
5.
チャコペンで生地に型を写しましたら、チャコペンの線に沿って生地を切ります。(この段階でチャコペンのインクを水洗いで落とせますが、乾くのに時間がかかること、アイロンを使わないと生地が丸まってしまう可能性があるので注意してください。またインクを落とさず制作を続けインクの上にボンドが付きますと、インクを落とせなくなることもありますので注意してください)
〘万能ボンド使用時の注意点〙
以降の作業で万能ボンドを使用しますが、以下のことに注意してください。
ボンド使用時は②のように均等に真っすぐ使用してください。①のように使用しますと、生地が接着されている部分とされていない部分ができてしまったり、接着部分の生地の端がゆがんだり、見た目が悪くなる恐れがあります。(万能ボンドは透明です、写真はイメージです)。また万能ボンドに粘り気がありますので、生地に付けた後、糸を引くことがあります接着部分以外にボンドが付かないよう注意してください。
このボンドは、速乾と書いてありますが何分で乾くかまでは書いてありません。ボンドでくっつけた生地部分が硬くなったら乾いています。早めに乾かすにはドライヤーを使用すると少し早く乾きます。
6.
写真の赤丸部分を5㎜幅で、ボンドを使い接着します。前身頃の生地と、後身頃の生地をズレて接着しないために、前身頃の生地と後身頃の生地を、重ね合わせてから接着しますと失敗が少ないです。(ズレてくっつけてしまっても、完成はしますが服が少しねじれたようになってしまいますので注意してください。)
7.
写真の赤丸部分の端を4㎜折り返して接着します。
8.
袖部分の生地を5㎜幅で接着します。
左右均等に接着するため、初めに袖部分の生地の中心を肩の所に接着します。
中心から左右に接着していきます。
9.
左右の肩生地が付きましたら、赤丸部分の袖口を5㎜折り返して接着します。
10.
赤線で囲んだ部分の前身頃と後身頃の生地を5㎜幅で接着します(袖の下~脇にかけて)。
11.
上の写真赤丸部分、前身頃の生地と後身頃の生地の裾を5㎜折り返し、ボンドで接着します。
12.
折り返して接着しますとこんな感じになりました。
13.
後身頃の生地(写真の赤四角部分)を、1㎝折り返してボンドで接着します。
14.
最後にファスナーテープ(マジックテープ)を後身頃の接着部のサイズに切り、万能ボンドで接着します。ファスナーテープを両方とも後身頃の生地の、裏側に接着しないよう接着部の裏表に注意してください。
ボンドが乾きましたら完成です。チャコペンの跡は少量の水で取れます。
完成後・・・
無地の生地で作ったのであれば、アイロンプリントでワンポイントや柄を付けるとさらに可愛くなります。⇒⇒⇒ アイロンプリント方法
ボンドを変えたため、洗濯可能になりました。一度洗濯しましたが変化なしです。しかし粘着力が強いので作成手順を飛ばすと修正が難しくなることがありますので注意してください。
ミシンを使わなくてもそれなりに服になっています。手づくりなので愛着が湧いて意外と気に入っています。
気が向いたら一度作ってみて下さい。