素人でも行えた硬い牛肉をとろとろに柔らかくする方法や手順/簡単な方法など多数紹介
硬い牛肉
まあまあ名前の知られている、牛肉を頂きました。すき焼き用とのことでしたので関東風のすき焼きで頂きました・・・が・・・アレ?こんなに歯ごたえがありまた・・・と、肉は意外と硬く感じました。
頂いた肉は普通に売られているしゃぶしゃぶ用の肉より少し厚みがあったので、次は焼肉にしてみました。少し炙った程度で食べればそれなりに柔らかい感じですが、少しでも焼すぎてしまうと・・まあ・・まあ・・まあ・・。といったような硬さです。
硬さをどう表現すればいいのか?、うまく伝わったか分かりませんがこんな感じだったんです。
せっかくの肉を何としても美味しくいただきたいと思いとにかく肉が柔らかくなる方法を調べ、素人の調理でどこまで柔らくなるのか試してみました。
使用する肉のスペック
頂き物なので、部位や種類は分かりませんが、一応有名な国産牛肉です(硬かったのでそんなにいい部位の肉ではないのかもしれません)。すき焼き用とのことでしたが、厚みは市販されているしゃぶしゃぶ用肉2~3枚分くらい。大きさは男性の両手のひらを広げたくらいです。(サイズはアバウトにこんな感じでした)重量はトータル438gありました。
肉を柔らかくする方法
肉を調理する各段階に肉を柔らかくする方法がありました。ちなみに最終的に今回作った料理は、牛丼です。作る料理によって肉の大きさや柔らかさを調節してください。
肉を叩く
肉の筋繊維を壊すことで肉が柔らかくなるとのこと、ミートハンマーというものがあるようですが、家には無かったので、包丁の背をつかって叩きました。
完全解凍した肉を広げます。使用する肉はステーキのようには厚みが無いので、広げた肉をすべて重ねました。(包丁の背で叩いたときに肉が切れてしまうのを避けるため)千切りの様に、包丁の背で軽く肉を叩きました。裏返してもう一度。
すりおろした玉ねぎに漬ける
たんぱく質分解酵素を使用し、たんぱく質を分解し肉を柔らかくする。これを多く含む食品が玉ねぎであり、玉ねぎに漬けることでたんぱく質を分解し肉が柔らかくなるようです。
牛肉400gに対して玉ねぎ1個(1/2個でもギリギリ可)をすりおろし、さきほど叩いた牛肉を小間切れ程度の大きさに切り、すりおろした玉ねぎに漬けます。冷蔵庫に入れ40分ほど漬け置きしました。漬けた肉を使用する時は、料理にもよりますが余分な玉ねぎは取り除いて使用しました。
コーラで煮込む
調べた説明ではコーラに漬け込むことで、肉の保水率が変化し柔らかさを保つことができるそうですが、ならば煮込む水分として利用してもいいのではないかと思い、牛丼を作るために必要な水・砂糖を少し減らしてコーラ200mlを代用してみました。(最終的にコーラの味はしませんでした)
とにかく煮込む
完成!肉の柔らかさは⁉
煮込める料理がいいと思い、牛丼を作りましたがかなり柔らかくなりました。というより柔らかくなりすぎたかもしれません。大きめな肉は、箸でつまんだ時に少し力を入れると切れてしまうほどです。
しかし、ご飯に乗せ食べてみると肉はすぐにとろけ、柔らかく食べるという目的は果たせました。
今回肉を柔らかくするといった4つの工程を一気に取り入れましが、食べてみた感じだと叩いて玉ねぎに漬ける工程だけで十分な感じがしました。
玉ねぎや煮込む工程は時間や手間がかかりますので、簡単に済ますのなら叩きやコーラなどの工程を行うと手間をかけずに少しは肉が柔らかくなると感じました。ほんの少しの手間をかけることをお勧めいたします。
もう一度工程を考えて牛丼作成に挑戦したいと思います。