TOSHIBA(東芝)REGZA(レグザ)型番 42Z2 のリモコン(CT-90376)分解・掃除 ボタンが引っかかる
リモコンのボタンがくっついたり引っかかる
リモコンにジュースをこぼしたり、何かしらの汁が付いたり、ホコリや手垢が付きリモコンのボタンが押しづらくなったり、くっついたりしたことはありませんか?そうなると押し心地も悪いし、サビや故障の原因になることもあります。
私のリモコンはジュースをこぼしたことで、ボタンが硬くなってしまい(すぐに拭いたのですがボタンの隙間にジュースが染み込み乾いたようでボタンがくっついて)、押すたびにパキパキ音がするようになってしまいました。
そこで、リモコンを分解し掃除してみようと思います。このような故障以外でも洗浄により故障が解消されることもありますので捨ててしまうなら一度試してみてはいかがでしょう。
*(注意)破損や衝撃による故障では解消することは難しいとおもいます。また、自己責任でお願いします*
リモコン(CT-90376)分解手順
①分解には細めのマイナスドライバー1本使用します。左の写真はリモコン(CT-90376)本体です。
写真は2.3mmのマイナスドライバーです。
②まず初めに、リモコンを裏返して電池を2本取り出します。
③電池を取り出したら、裏返したまま上から見て、銀のフチと本体の黒い部分の隙間にマイナスドライバーを差し込みます。銀のフチに沿ってツメ(引っかかる所)が数箇所ありますので、マイナスドライバーを使い爪を引き離して下さい。上手く引き離せるとこのように2つに分かれます。これをさらに分解します。(注意)一か所だけを強く引き離そうとすると爪が折れる可能性がありますので、全周囲を少しづつ引き離してください。
④2つにわかれたらもうドライバーは必要ありません。ボタン側はスムーズに分解できます。緑色の基盤側は、分解するときに赤外線発光部が引っかかる為、注意してください。上下にずらしながらゆっくり分解してください。
全ての分解が終わったら、洗浄しましょう。基本的には全て水洗いできます。中性洗剤やお湯(熱湯ではありません)を使い洗浄します。ボタンやプラスチックの本体はスポンジなどを使っても構いませんが、基盤の洗浄にスポンジなどを使うとスポンジに基盤の部品が引っかかる可能性がありますので注意してください。またボタン側のゴムが劣化していると、こちらもスポンジにボタンが引っかかり破損の原因になりますので注意してください。
洗浄が終わりましたら完全に乾燥してから組立直してください、サビや故障の原因になります。
私は食器洗い用洗剤を使い、お湯で全ての部品を洗浄しました。洗浄後はすぐにリモコンを使いたかった為、ドライヤーで乾かし組立直しましたが、リモコンは故障することなく快適に使用できるようになりました。(注意)ドライヤーで乾かす時に焦って熱風を近づけすぎないようにしてください。プラスチックの変形や、基盤が故障する可能性があります。
分解後・・・
分解後もいまだに快適にリモコンは使えています。同じリモコンを部品としてメーカーから買うことは出来ますが、価格が高いためリモコンが完全に故障したのでなければ買い替えには悩んでしまいます。色々なメーカーのTVで使える格安のリモコンもありますが、最近のTVリモコンは色々な機能を備えており格安のリモコンではその機能が使えなくなることがあるようです。リモコンが故障したと思ったら洗浄を一度試してみてください。良いTV生活を送れることをねがっています。
その後も何度か清掃し使用していますが、未だに使用できています。パキパキした音もせず綺麗を保っています。特に難しい作業ではないのでこれからもまめに掃除しようと思います。
★リモコンを分解するときにツメを壊さないように注意してください。これを壊してしまうと元に戻せなくなってしまいます。