素人でも出来た網戸の張替え方法/手順を紹介 自分で張替えた時にかかる費用/金額や網戸の種類を紹介
網戸の種類
意外と知らない網戸の種類、網戸も色々な種類がありまして、
- 色⇒矢印黒・グレー・白
- 素材⇒アルミ・ステンレス・グラスファイバー・ポリプロピレン
- メッシュ(網目の幅)⇒16・18・20・24~…(数字が大きいほど網目が細かくなります)
- 防虫ネット(注意=防虫と書いてあっても網がそもそも防虫しているという意味の防虫と虫よけの薬剤が塗ってある、又は織り込んである防虫がありますので気を付けてください)
- 耐久性の高い動物用ネット
- 外から中が見ずらいマジックネット
- ミッキーマウスのようなキャラクターがデザインされた見た目重視のネット
など他にもあると思いますが、網戸の種類は豊富で使用目的によって部屋ごとに網戸を変えることもできます。しかし、網戸の張替えを業者さんに依頼しますと、網戸の大きさにもよりますが、網戸一枚で2000~3000円かかります。少しでも安く済めばと思い自分で張り替えてみます。
こちらでは、網戸張替え素人の私が、網戸の張替えに成功した網戸張替え手順を紹介させていただきます。業者さんなどの行う成功法ではないのかもしれませんが、素人でも行えましたので少しでも皆様の参考になればとおもいます。
壊れた網戸
網戸は、古くなったり何かのきっかけで穴があいたりすることがあります。穴が開いたのであれば部分的に補修することもできると思いますが、補修箇所が目立つことや網戸が劣化していますと補修しても他の部分が破れやすくなっていることもありますので見た目や網戸の強度を長持ちさせたいのでしたら張替えを考えてみて下さい。また網戸が古い場合は、変色や汚れや劣化などを合併いたしますので尚更張替えをお勧めいたします。
修理する網戸は破れている個所が大きく、劣化して網が白くなっていますので、補修ではどうにもなりません全て張り替える必要がありました。
網戸張替えの手順
【必要物品】
- カッター(網押さえローラーに付いていた物)
- 先の尖ったもの(マイナスドライバーやキリなど)
- 大きいクリップ(ガムテープ(布テープ)でも可)
- 網押さえゴム(3.5mm)⇒⇒⇒網押さえゴム
- 網戸用張替えネット(20メッシュ/黒/虫退散成分あり)
- 網押さえローラー(カッターナイフ付き)
ミズタニ MIZUTANI 網戸張り替え用網押さえローラー カッター付 2G-020 [A052513] 価格:349円 |
【交換手順】
1.
先の尖ったもので、赤⇒の網押さえゴムを外します。網押さえゴムが少し出てくれれば後は手で引くだけです。
2.
網が劣化していますと赤⇒部分のゴムの入っていた溝に、劣化した網が残ってしまうことがありますので、網が残らないように綺麗に取り除いてください。(網が残っていますと新しい網が綺麗に入らないことがあります。)
3.
網押さえゴムと網が取れましたら枠を綺麗にします。(汚れていると新しい網戸用張替えネットに汚れがつくことがあります。)
4.
新しい網戸用張替えネットを枠の上にセットしクリップで止め、筒状にまとめられている網を切り離します。切り離した側もクリップで止めます。(網押さえゴムをはめる時に引っ張られるため、網を切るときはゆとりをもって大きめに切ってください。)
5.
カットした網の4つの角を赤矢印で示した赤線のように斜めに切込みを入れます。注意:切込みは深く入れすぎないようにしてください。切込みを深く入れすぎますと網戸が完成したときに、切込みが張った網戸の方に入ってしまいます。
6.
赤⇒の部分から、網押さえローラーを使い網押さえゴムで網を固定していきます。網押さえローラーを使う時は、
ローラーの形に注意してください。①ローラーが出っ張っている側を網戸の外側にして使用しますと、網戸の張りは緩く。②ローラーが出っ張っている側を網戸の内側にして使用しますと、網戸の張りは強くなります。私は網戸が緩みなく張れるか心配でしたので、②の方法で網戸を張りました。(網戸の張りを見ながらローラーの向きを変えてください)
網押さえゴムを、写真の赤線部分(網戸の枠の溝)に乗せてローラーを使い網押さえゴムの上から力をかけます。溝にゴムがハマりましたらそのままローラーを進めゴムを溝にハメ進めて下さい。
7.
ローラーを進め角まで行きましたら、網押さえローラーの反対側を使い(L字の出っ張り)、網押さえゴムを角の溝にハメます。角にゴムがハマりましたら、手順6の作業と同じように網押さえゴムを溝にハメていきます。これを4辺行います。4辺行いましたら、仕上げにもう一度網押さえゴムのうえからローラーをかけゴムをしっかり溝にハメます。⁂注意:ローラーをかける時に滑ってローラーが網戸を傷つけないように気を付けてください。力を入れますと滑りやすいです。
上の写真は傷ついた網戸です。幸い網戸の外側でしたので大事には至りませんでしたが、これが網戸の使用部分でしたり、網戸が切れたりすると今までの苦労が水の泡となりますので慎重に作業して下さい。
張り始めは、網の張りが緩い気がしますが、4辺張り終えるとしっかり張られていました。
8.
余った部分をカットします。カッターはなるべく寝かせて使用してください。立てて使用すると網押さえゴムや網戸の使用部分を傷つけてしまう恐れがあります。また切れ味が悪くなりましたら刃を折って切れ味のいい状態で使用してください。無駄に力を使わなくてはならないとケガのリスクが高まります。(綺麗に仕上げるためには、網押さえゴムのすぐ上で網をカットすると綺麗に見えます。しかし網押さえゴムを傷つけるリスクが高まります。)
カッターを寝かせて、赤⇒で示した淵の高さで網をカットしました。
9.
とりあえず完成です。使用するには問題なく、見た目もそんなに悪くありません。
修理にかかった金額
- 大きいクリップ(ガムテープ(布テープ)でも可) 100円
- 網押さえゴム(3.5mm) 400円
- 網戸用張替えネット(20メッシュ/黒/虫退散成分あり) 600円
- 網押さえローラー(カッターナイフ付き) 300円
- 先の尖った物 自宅にあったマイナスドライバー0円
トータル 1400円(価格は参考程度に)かかりました。業者に頼むよりは安くできますし、修理する枚数が増えればよりお得になります。
カッターのかわりに網戸専用カッターという物も173円~あるようです。
網戸完成後
基本的なことかもしれませんが、網押さえゴムを購入する時はゴムの太さに注意してください。ゴムの太さは、2.8・3.5・4.5・5.5・6.8mmとありますので買い間違いに注意してください。
手順5.で網に切込みを入れる時には、切込みを深く入れすぎないようにしてください。私は切込みを深く入れすぎてしまい、網押さえゴムギリギリまで切込みがきてしまい失敗までいきませんでしたが、ヒヤッとしました。
手順6・7.でローラーに力を入れすぎて網戸の使用する側を傷つけないように注意してください。
手順8.で余った網をカットするときに、私は網押さえゴムを傷つけないように網戸の枠の高さでカットしましたが、近くで見ると網戸の淵に少し網がみえてしまっています。気になる方は余った網をカットする時に網押さえゴムのすぐ上をカットすることをおススメします。しかし、網押さえゴムを傷つけないように注意してください。
網戸の張替え手順はそんなに難しい感じはありませんでした。張替えにかかる金額も安いので、網戸の張替えを考えている方がいましたら自分で行うことをおススメします。