素人が高さ調節可能な段ボール・で作る子供用椅子?踏み台?のDIY・格安作り方/手順
子供用椅子
子供用デスクがあればそれに合った椅子が付いていますが、最近はリビングで勉強した方がいいとか、勉強している姿が見える方がいいとか、昔と環境がかわりました。そのためリビングにあるテーブルに合わせた椅子があるといいのですが、リビングのテーブルに合う椅子を探すのも難しく、いいものがあっても意外と価格も高いようです。また、子供が使うため成長に応じて椅子の高さを変える必要がでてきますし、たまにしか使わないため、買うのももったいなくて、自分で作れば低価格で作れるのではないかと考え椅子づくりにチャレンジしようとおもいました。
椅子を作る
やはり椅子なので丈夫な木で作ろうと考えましたが、ホームセンターなどを覗いても木の価格は意外と高いですね(汗)。また、高さを調節できるようにするには、木の加工も含め意外と大変そうですし、さらにお金がかかりそうなので、家にあるもので椅子を作れないか考えた結果・・・・使わなくなって余っていたジョイントマットがあるのを思い出しそちらを使って椅子を作ってみようと思います。雑誌でも作れそうです。
【使う物】
- ジョイントマット(雑誌でも可)
- 段ボール箱(大きい方が作りやすいです)
- カッター
- 長めの定規
- ビニールヒモ(荷造りヒモ)
【作成手順】
1.
上の写真がジョイントマットです。マットを重ねて高さを調節しビニールヒモでまとめます。
2.
段ボールの箱を広げ、段ボールの折れ目部分から外側(写真の青線部分)を切り離します。(折り目が座る場所にあったり、見える部分にあると座り心地や見栄えが悪くなるため。)小さい段ボールをご使用の方は、折り目を利用し使う部分を確保しても良さそうです。
3.
ジョイントマットを使用しますので、マットを段ボールの上に乗せマットの大きさの型を取り線を引きます(中央の四角い赤線がマットの大きさです)。(上下左右の残る部分の長さを均等にしてください。)
段ボールを折って立ち上げたときに、立ち上がりの高さがが低くなる方の端を折り曲げられるように、カットする部分(赤線)に線をかきます。
4.作成手順3で書いた線の部分をカットします。⁂作成手順2で書いた線の部分はカットしないでください。
5.
写真の緑線の部分を折り曲げるため、緑線部分にプラスドライバーの先を押し当てながら、線を引くように強めに傷をつけます。⁂段ボールに穴が開かないように注意してください。2枚目の写真のようにキズを付けます。
6.強めにキズが付けられると手で簡単にまっすぐ折ることが出来ますが、折り目が曲がってしまうか不安でしたら、キズの部分に定規を当てながら折るか、キズの部分ををテーブルの角に押し当てゆっくり折ると綺麗にまっすぐ段ボールを折ることができます。
段ボールの固さにもよりますが、強めに折り曲げてください、この後ガムテープで段ボールをくっつける時に強めに折り曲げていないと、ガムテープがはがれやすくなる原因となってしまいます。
7.
全てのカ所に折り目が付きましたら、次はガムテープを使い箱型に組み立てます。
8.
今回は見た目重視で、透明なガムテープを使用しました。段ボールが重なる部分すべてにガムテープを貼ります。硬めの段ボールでも、5と6の作成手順でしっかりと段ボールにキズをつけ、折り目を強くつけておけば、ガムテープのみで段ボールの形を保持できます。(5.6の作成手順で手を抜きますと段ボールの形を保持できずガムテープがはがれてしまいます。その場合は、5.6の作成手順をやり直してください)
9.完成した段ボールにジョイントマットを入れます。
10.もうひとつ同じ形の段ボールを組み立てます。が・・⁂ひとつ目に作った段ボールより、ひと回り大きいサイズにします。
まずは、準備した段ボール箱の余った面を、作成手順2と同様に段ボールの折れ目部分から外側を切り離します。作成手順3では先ほどと違い、ジョイントマットを入れた作った段ボールを写真の様に切り離した段ボールに乗せ、使用している段ボールの厚み分だけ大きく型を取ります。
11.その後は、作成手順4~8を同様にすすめてください。
12.二個目の段ボールが完成しましたら、ジョイントマットが隠れるように交互に段ボールをかぶせます。
二枚目の写真で完成です。
ジョイントマットの代わりに雑誌を使用する場合は、作成手順3で型を取るときは縦横交互に向きを変えて型を取ってください(特に段ボールが小さい場合や椅子の高さが必要な場合は必須です)。向きを変えないと中の雑誌が見えてしまう場合があります。
完成後の使用感
ジョイントマットがやらかいので段ボールをかぶせても意外と座り心地はいいです。また、ジョイントマットですとマット1枚の高さで椅子の高さが調整できるので、高さの調節範囲が広くて細かい微調節が可能です。また段ボールを使用しているため、好きなように落書きしたり柄を描いたりすることが出来、必要無くなったらすぐに捨てられます。
使用している中で椅子を低くしたいときは、ジョイントマット(雑誌)を抜き必要があれば段ボールを少しずつカットしてください。
意外と簡単に作れますが、段ボールを使用していたり透明でもガムテープが見えていますので、見た目が気になる方にはお勧めできないかもしれません。