素人でも簡単に子供用自転車のスタンドを取り付けられた〈作業手順〉取り付け方法
子供用自転車のスタンド
この作業は子供用自転車で行っていますが、おそらく大きいサイズの自転車でも作業工程は同じだと思われます。自転車屋さんなどにスタンド取り付けを依頼すると工賃は500~1000円程度かかります。またスタンドを持ち込みで取り付け依頼出来なければ、スタンド自体の価格の選択肢も狭くなります。自分で取り付ければ色々なお店でスタンドを選ぶことができ、取り付け工賃もかかりません。作業自体はそれほど難しいものではなかったです。
自転車の部品・名称
はじめに自転車の部品の名称が分かると、作業工程が説明しやすいので少し調べた自転車の部品・名称を説明させていただきます。(スタンド取り付け後の写真ですが、見づらくてすみません)
自転車の外側から ①ハブ軸 ②ハブナット ③ワッシャー ④泥除けステー ⑤スタンド ⑥フレーム
スタンド取り付け作業
【使用物品】どの物品も代用可能です
- プラスドライバー
- モンキーレンチ(15か16インチのレンチ)
- ペンチ
- 5‐56(潤滑剤)必要があれば
- スタンド(タイヤのサイズに合ったスタンドを購入してください。サイズを間違うとスタンドが機能しません。)購入したスタンドは16インチで768円でした。
【スタンド取り付け】
1.
ハブ軸に付いているプラスチックキャップをペンチで取ります。取りずらい場合はプラスチックキャップとワッシャーの間にマイナスドライバーや平たい工具を差し込み手前に押し出して見てください。
2.
ハブナットを外します。ハブナットのサイズは15か16インチです(自宅にある14インチでは小さく17インチでは大きすぎたため)。合うレンチが無かったので、モンキーレンチを使用します。またサビていてハブナットが固かったため5-56という潤滑剤を使用しました。(最後にハブナットを締める時は、緩める時と同じくらいの強さで締めましたので緩める時の力加減を覚えておいて下さい)
3.ハブナットが外れましたら、ワッシャーも外し、泥除けステーをハブ軸から外します。
⁂ワッシャーは上の写真のようにスジが入っている側をフレームの方(内側)に向けて装着してください。
4.スタンドに開いている穴をハブ軸に差し込み、泥除けステー・ワッシャー・ハブナットの順にハブ軸に装着していき、ハブナットを締めます。⁂スタンドは垂直にしてハブナットを締め付けてください。
5.
完成です。スタンドを使って自転車が自立するか確認してください。スタンドが長すぎて自転車がスタンドと反対側に倒れてしまう場合は、スタンドを小さいサイズのものに交換するか、スタンドを手前に引っ張りハブ軸の下あたりからスタンドを少し曲げると自転車が自立するようになります。(今回取り付けたスタンドも少し長かったせいか自転車がスタンドと反対側に倒れやすかったため、自転車を倒しスタンドをほんの少し曲げました。スタンドを壊さないように注意してください)
⁂スタンドを曲げていい物かよくわかりませんが故障の原因になる可能性もあるかもしれませんので自己責任でお願いします。
自転車スタンドの使用感
スタンドの使用に問題は無いようです。何度も上げ下げしてもスタンドがズレることはありませんでした。また風の強い日でも、自転車がスタンドと反対側に倒れることなく自立していました。
スタンドを買うときは自転車のタイヤの大きさ(インチ)を確認してから、それに合ったスタンドを間違えないように注意し購入してください。なんとなくで買ってしまうと二度手間になってしまうことがあります。
ハブナットのサイズが分からなくてすいません。ハブナットは、もともと固く締まっていることと錆などからとても緩みずらいです。モンキーレンチやスパナを使用する際は出来るだけ大きい工具を使うとハブナットをはずしやすく、強く締めやすいと思います。ハブナットを締めるときには、締め付けトルク30~35と指示がありましたが、トルクレンチというものは持っていないのでとりあえず強く締めました。(初めにハブナットを緩める時と同じくらいの強さで締めました)
スタンド取り付け作業にかかった時間は30分程度ですが、器用な人ならもっと早く作業を終えられると思います。